ハッピーサイエンスユニバーシティ(幸福の科学大学)のオープンキャンパスに行ってきたレポ
夏休みですね。高校生の長期休暇に合わせて、大学はオープンキャンパスの季節です。実は僕はオープンキャンパスというものにはほとんど行ったことがなくて、なぜか関東の大学のオープンキャンパスにオフ会がてら行ったことがあるだけです。今回も同じような感じでやはり関東の大学のオープンキャンパスに行ってきました。
そう、一部では話題の幸福の科学大学です(略称HSUなので以下HSUと表記します)。
「科学的合理性が立証できていない『霊言』を教育の根底に据えることは、学校教育法の『学術の中心』としての大学の目的を達成できるものとは認められない」などとして、開設は認められないとの判定を下した。また、審議会の委員に対し、認可の強要を意図すると思われるような不適切な行為があったと下村文科相に報告した。
とのこと。ということで、HSUは文科省には大学として認可されていなくて、学位はもらえないんですね。HSU側としてははそのためこう述べています↓
HSUは、宗教法人幸福の科学が運営する高等宗教研究機関です。学修内容は、他の大学に勝るとも劣らないのですが、文部科学省認可の大学ではないため、学位(学士)の授与はありません。ご理解の上、ご応募ください。
高等宗教研究機関とのことです。なるほどー。
HSUが大学として認可されていないのは残念な話ですが、サークルクラッシュ同好会は会誌第一号にも幸福の科学の方から寄稿いただいてお世話になっています(ホームページにpdfがあがっているので無料で読めます↓
)。
その恩返しというわけではないですが、今回はサークルクラッシュ同好会関東の企画として、何人かでオープンキャンパスに行ってきましたので、レポートします。
朝、千葉県へ
HSUは千葉県の九十九里浜の近くにあります。夜行バスで朝、池袋に着いたのですが、そこからもだいぶ遠い。そこで青春18きっぷを購入してJR最寄の上総一ノ宮駅まで行きました。
駅からはHSUのシャトルバスで10分ほど。既に親子連れっぽい人たちや高校生っぽい人たちがちらほら見えました。
エロゲの背景とかに出てきそうなきれいな景色。よく見るとひまわりが咲いている。
キャンパスはすごく建物が綺麗で、晴れていたのもあり、すばらしい景色が広がっています。
でかくてきれいだなあ。
ピラミッド型の礼拝堂がある。
牧歌的な風景。
建物の4階の窓から見た景色。九十九里浜が見える。案内してくれた方曰く、UFOがよく見えるらしく、UFOにも人気のスポットとのこと。
さて、オープンキャンパスということで食堂で資料をいただきました。「どこの支部ですか」と聞かれましたところから考えるに、基本的には信者の方々が来るイベントのようですね。
それで、どこから回ろうという話を一緒に来たサークラ同好会の人たちとしていました。一応自分達が人文系というのもあって、人間幸福学部に興味を持ちました。ということで、そこの学生の研究発表をまず見に行こうという話に。
日程表と地図。これぞまさにオープンキャンパスだ。
綺麗な食堂だ(プライバシー保護のため画像は加工しています)。
部活・サークルやバイト募集などの掲示板も。
大学ができて2年目なので、発表は1年生の人たちと2年生の人たちがしていました。偉人(マザー・テレサ、吉田松陰など)の研究、音楽の癒しについての宗教的観点からの分析、天理教と幸福の科学の比較、アドラー心理学と幸福の科学教学の比較などパワーポイントを用いて発表していました。必ず大川隆法総裁先生の著書や霊言が引用され、発表に活かされるのが独特でした。
一通り研究発表を聞いたので、食堂でご飯を食べることに。オープンキャンパスということで、カツカレーが500円で売っていました。普通においしかったです。
ご飯を食べた後、食堂についていたヤマザキショップHSU店に寄りました。雑誌や新書もちゃんと並んでいて、なかなか良かったです。ノートのデザインが綺麗なのでつい買いました。あと、記念にポロシャツも買いました。
良いデザインのノート。
もちろん総裁の著作もいっぱい並んでます。
「過去世はベンジャミン・フランクリン!!」っていうポップ、斬新だ。
次に「九鬼プリンシパルご挨拶」へ。内容的には普段の講義(経営者の理念的なやつ)の紹介でした。
キャンパスツアーで図書館などいろんなところを巡りました。図書館は偉人の本、っていう感じのが多かったです。やはり総裁先生の本も並んでいました。映像を見るスペースなども充実していました。
ピラミッド型の礼拝堂の真下にある正方形。パワースポットっぽい。
研究室の並び方は普通の大学と同じ感じがします。講義資料なども公開されていましたのでいろいろといただきました。
顔写真が載りまくってたので画像加工しましたが、TOEICの点数が高い人たちがいっぱいいて、英語教育の厚さを感じます。
ラーニングコモンズには普通の机椅子以外にもファミレスを参考にしたテーブル席が。ファミレスみたいに飲み物飲んでる学生もいるようで。ウチの大学にもほしいなあ。
キャンパスツアーに感謝しつつ、更にいろんなところを回りました。僕は人文系なのであまりよく分かりませんが、理系強そうでした。全体的には宇宙に興味が強い感じのようで。
土地があるのもあって、作物もいっぱい作っていらっしゃるようでした。作っていらっしゃるトマトなどをいただきました。おいしかったです。
室内でも作物を作っていました。糸を出してる本物の蚕を初めて見たのでちょっと感動しました。
未来創造学部では美術や演技、映像作りなどもやっているようで、充実していました。演技の模擬授業を受けてみましたが、面白かったです。演技とか表現みたいなのは他の大学でもやればいいのにと思います(やってるところもあるだろうけど)。
美術室には学生の石膏デッサンの絵もいっぱい置いてありました。
キャンパスの外の方もいろいろとありましたので、最後にそのあたりも紹介します。
ポケスポットになってそう。
地図によるとさっきのオブジェは「地球ユートピア実現記念碑」という名前のようだ。
学生寮も充実しているようで。学生のトークによると田舎なので、コンビニとかまでも遠いとのこと。原付とか車とかあると良いそうな。でも、田舎な分勉強に集中できるらしい。確かに。
めっちゃWifi飛んでた
以上、HSUのオープンキャンパスのレポートです。HSUの皆様、ありがとうございました。
追記:
一緒に行った下駄くんもレポ―ト書いたようです。詳細だなあ↓