恋愛からの卒業と、その先

この記事は、サークルクラッシュ同好会アドベントカレンダー5日目の記事です。 adventar.org 遅れたので6日目の方が先に投稿されていますね。すみません。 4日目はfina @fina0539 さんの circlecrash.hatenablog.com でした。最後の話が読んでて気持ち良かっ…

オナニーから疑え ―〈男らしさ〉と快感―(『臨 格差の(さまざまな)デザイン』所収)

ホリィ・センです。友人の小峰ひずみhttps://twitter.com/cococooperativ1/が『臨(サイド)』という批評誌(?)を出したので、宣伝します。 僕はサクラ荘というシェアハウスをやっていることから小峰くんからインタビューを受け、「シェアハウス思想探訪」…

差別性を指摘するだけで終わらないことの意義、あるいは「第三者」になることの意義(「トーンポリシング」批判)

無邪気にホームレス消費するcakes、無闇に弁明しても所詮はヘリクツ。潔く過失は認めるべきだが、部外者が文句だけ言ってるのには違和感。「乗り換える」って騒いでる奴いるけど、たかがnote。不買運動気取りのバカなコント。そんな言うならTwitter止めろ。…

草食系男子とホモソーシャルを超えて――ナンパとセックスをめぐる三人の対話

この文章は、webマガジン「高電寺」の創刊号「特集:フリーセックス」に寄稿したものです。 そのため、最終的にはフリーセックスについて考えています。 --- 登場人物 イド:精神分析が好き。無意識の衝動を大事にしている。 超自我:ジェンダー論が好き。世…

リゼロにおける「ゲーム的リアリズム」の乗り越え――Re: ゼロ年代から始める異世界生活

『Re: ゼロから始める異世界生活』というアニメを毎週楽しく観ている。僕は原作は読んでいないのだが、33話まで放映されたアニメの範囲で、ある種の批評性を感じているのでそれについて試論する。「リゼロ」を読んでる/観てる人向けの記事です。 1.「ループ…

『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』(知念渉)のレビュー記事

大学に提出するレポートで、質的調査に基づいた本をレビューするというものがあったので、知念渉の『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』をレビューしました。せっかくなのでブログに載せておきます(8000字ぐらいです)。 --- 〈ヤンチャな子ら〉のエス…

シェアハウスに「非日常」はいらない?――ポスト・テラスハウス時代のシェアハウス

「オープンシェアハウス サクラ荘」を運営していますホリィ・センです。 この記事はブログリレー「 #新型コロナ時代のシェアハウス」の8日目の記事です。 d-t-v.com プロレスラーの木村花さんが亡くなったことを受け、木村さんが出演していたリアリティ番組…

『ネットは社会を分断しない』(角川新書)まとめ

面白かったので雑に要約しました。Twitterとか使う人はぜひ読んでほしい。 ネットは社会を分断しない (角川新書) 作者:田中 辰雄,浜屋 敏 発売日: 2019/10/10 メディア: 新書 1章:ネットにみんな希望抱いていたけど、幻滅してきてる→保守派/リベラル派の分…

「下ネタ好きの女性」の困難

はじめに――友人関係と性的被害 昨年、第8回 青少年の性行動全国調査報告をまとめた『「若者の性」白書』が発売された。 「若者の性」白書 第8回 青少年の性行動全国調査報告: 第8回 青少年の性行動全国調査報告 (教育単行本) 発売日: 2019/08/01 メディア: …

サークルクラッシュ同好会とは何か? その戦略の全貌

この記事はサークルクラッシュ同好会リレーブログ2020の15日目の記事です。14日目はゆーれいさんの記事のはずですが、この記事の投稿の時点ではまだ更新されていません。 テーマは「あなたにとってサークルクラッシュ(同好会)とは?」とのことです。 思い…

サークルクラッシュ同好会へのご指摘について

サークルクラッシュ同好会が2013~16年頃までの間に京都大学の中で配布しておりましたビラ、ならびにホームページやTwitter上での表現に不適切な内容があることをご指摘いただきました。 これらのビラや表現は直接的には2012~14年に作られたものであり、当…

「オタク系」文化と「社会学」の不幸な結婚?

大学のTA(ティーチングアシスタント)の仕事で書いた文章がそこそこよく書けた気がするので、ちょっと手を加えてブログにも掲載します。 佐藤郁哉・佐藤俊樹・北田暁大の議論を自分なりに整理しただけなので、別にオリジナルなことは書いていませんが、「…

「シェアハウス」に対するイメージの偏りについて

この記事は adventar.org の23日目の記事です。 シェアハウス関連の自己紹介 京都で「オープンシェアハウス サクラ荘」という団体の代表をしているホリィ・センと申します。28歳です。現在シェアハウスは6軒ほど運営しています。 運営といっても、全部大家さ…

ぼくの「二次元」時代ーー中二病回顧(懐古)録 その壱

※この記事は、サークルクラッシュ同好会アドベントカレンダー14日目の記事です。13日目はjocojocochijocoさんの「」でした。 holysen.hatenablog.com 3年前に描いた記事で「中二病」を回顧(懐古)するぞ!と意気込んだのですが、全然書いてませんでした。せ…

サークルクラッシュ同好会運営マニュアル

有力なサークル創設者たちが立て続けにサークル設立のための「教科書」を発表している。書かれている内容は具体的な経験に基づいているのもあり、非常に実践的で役に立つ内容が多い。 handaitoilet.wp.xdomain.jp kurfla.hatenablog.com handaitoilet.wp.xdo…

DULL-COLORED POP 福島三部作 の感想

9800円も払って観たので感想ぐらい書いとかないとコスパ悪いなと思ったので書いとく。9月2日に大阪で観ました。当然ネタバレ満載です。 第一部『1961年:夜に昇る太陽』 これが一番面白かった。田舎に原発を誘致する際の裏話みたいなのをこんなに面白く描け…

『猫で人魚を釣る話』という漫画がめっちゃいいので読んでほしい

漫画のレビューです。 2015年に月刊スピリッツを読んでいたところ、「スネるの法則」という読みきり漫画が載っていた。 とにかく言語センスが独特だった。それでいて読みにくいわけでもなく、奇妙なバランスを保った不思議な作品だった。作者の名前を見ると…

ヒズミくんに対する印象操作への批判と、ヒズミシェアハウスへの賛意

ヒズミ(TwitterIDは@make_me_sad)という友人がいる。 僕はかつて、彼と一緒にシェアハウスで住んでいた。彼はあるときシェアハウスから出ていき、その後に自身のシェアハウスを作った。 その彼がインターネット上で強い悪意に晒されているため、この記事を…

メンヘラ当事者研究会関西第3回~居場所があるってどういうこと?~ レポート

ホリィ・センです。7月14日(日)のお昼に、京都でメンヘラ当事者研究会関西をおこないました。記憶が鮮明なうちにレポートしておこうと思います。 テーマは「居場所があるってどういうこと?」ということで、今までに自分にとっての居場所と言える場所があ…

メンヘラ当事者研究会関西第2回「『普通』ってなんだろう?」レポート

引き続いて、メンヘラ当事者研究会関西第二回「『普通』ってなんだろう?」のレポートを書きます。これは二週間前ぐらいに実施しましたので、まだ記憶に残っています。 個人的感想というか、会が終わった後にも参加者の方と話していて出てきた話として、だい…

メンヘラ当事者研究会関西第一回「『生きづらさ』ってどんな感じ?」レポート

だいぶ前のことになってしまったのですが、漠然とした記憶とメモを頼りに、昨年9月に行われたメンヘラ当事者研究会第一回「『生きづらさ』ってどんな感じ?」のレポートを書いておきます。 個人的感想としては、多岐にわたる生きづらさをみなさん持っている…

すもも「男性社会の幸福な女性たち」というnote記事への疑問

要約すると、問題を個人の意識に還元しすぎじゃない? 「男女の機会は平等」っていう割にその証明がないのでは? もっと社会的な変数も考えてみては? みたいな話。 note.mu すもも氏のこの記事について、統計の読み方に問題があるということを指摘している…

文学フリマ(5月6日)「メンヘラ批評」出店情報

ホリィ・センです。なんとか間に合いました。文学フリマ東京に出店します「メンヘラ批評」の告知をします! 第二十八回文学フリマ東京(https://bunfree.net/event/tokyo28/)日時:2019年5月6日(月) 11:00〜17:00場所:東京流通センター 第一展示場 「メン…

「メンヘラ批評」表紙絵発表

ホリィ・センです。「メンヘラ批評」の編集もいよいよ佳境に入ってまいりました。とても面白く、読み応えのある内容になっておりますんで、自信を持ってオススメできます。 さて、今回は表紙絵を描いてくださる人を発表します。ふみふみこ さんにお願いして…

「メンヘラ批評」執筆者発表第三弾

どうも、日和下駄です。忙しすぎるのですが、忙しすぎてハイになってきたので執筆者発表をします。 原稿も着々と集まってきて、面白い本になりそうです。次回くらいには目次と、値段等の詳細情報出せると思います。みんな買ってね。 執筆者は予定ですので、…

「メンヘラ批評」執筆者発表第二弾

ホリィ・センです。告知は日和下駄がやるはずだったんですが、忙しそうなんで急きょ僕がやります。 僕も日和下駄もけっこういいかげんな性格ですが、着実に頒布の準備は進んでいます! 告知した執筆者は予告なく変更されるかもしれませんので、ご了承くださ…

「メンヘラ批評」執筆者発表第一弾

ホリィ・センのブログですが日和下駄です。 先の宣言から動き出し、執筆をお願いしたり、執筆したいという声をいただいたりし、ある程度固まってきたので告知します。 告知を分けているのは、分けた方がいっぱい告知できるなという理由のためです。 なお、執…

忙しい人のためのジュディス・バトラー

ジュディス・バトラーというアメリカのジェンダー理論家がいます。最近来日して講演があり、それのまとめも兼ねられた『現代思想』の特集も組まれています。 現代思想 2019年3月臨時増刊号 総特集◎ジュディス・バトラー ―『ジェンダー・トラブル』から『アセ…

「メンヘラ」から世界を見る――「メンヘラ批評」宣言

ホリィ・センです。このたび、東京の友人の日和下駄くんと一緒に「メンヘラ批評」という同人誌を第二十八回文学フリマ東京 (5月6日(月)11:00~17:00 東京流通センター 第一展示場)で販売することにしました。 まず、「メンヘラ批評」と銘打って何がした…

バイバイ サークラワールド

この記事は adventar.org の25日目の記事です。24日目の記事は複素数太郎の sutaro.hatenablog.jp でした。 ---------- 今日は13:30頃に起きた。しかし、なんと言えばいいのか分からないが、端的に言えば、僕は記憶を喪失した。 名前は何かと言われれば答え…