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ただの日記

昨日の夜、演劇の稽古が終わって京都駅に向かうバスに乗る。
22時ぐらいに着く、と母親にメールを入れる。
最寄り駅に着いて実家へ。
ご飯を食べてなかったので、冷凍食品をいただく。
母親が自分の部屋に布団を用意しておいてくれた。従来自分が使っていたベッドは実家で同居し始めたお婆ちゃんが使っているそうだ。
夜、いつも夜更かししすぎなこともあって寝れない。部屋に何もないのが落ち着かない。

 

今日の朝。何度かのn度寝を繰り返して起きる。11時からびわこホールで『わかったさんのクッキー』(岡田利規脚本・演出なので観たかった)を次男と観ることになっている。10時前ぐらいになったのでのっそりと起きる。
お婆ちゃんと言葉を交わす。もう5年ぐらい会っていない気がするが、覚えているのだろうか。冷蔵庫ののむヨーグルトを飲む。賞味期限が2ヶ月切れたフルーツグラノーラがあり、腐らすのはもったいないと思って牛乳をかけて食べる。食べきった、よし。
未だに実家に住んでいる長男が階段を下りてくる。「びわこホールってどうやって行けばいいんだっけ、石場駅だっけ」と聞く。そのとおりだった。

 

コンビニに寄り、wifi乞食。京阪電車に乗り、びわこホールへ。京阪電車は萌え推しだ。ユーフォニアムが推されている。毎日聞いていたはずの駅名も、久々に聞くと懐かしい。忘れるはずがないと思っていたのにすっかり忘れていた。

 

びわこホールは初めて入ったかもしれない。ガラン、としていた。最近演劇とかを観ると寝るクセがあるので満を持してコーヒーを飲む。関西限定。甘い。
『わかったさんのクッキー』は子ども向けだろうなとは思っていたが、思っていた以上に子どもが多かった。ほとんど親子連ればかりだった。受付もそういうタイプの受付だった。次男が現れる。数ヶ月ぶりだ。
会場の中も物販やらいろいろ。なかなかに頑張っている。あらゆるおもちゃや素材のようなものが縦横無尽に置かれていた。後から見ると床が変な模様をしていた。配置はけっこう精密に計算されていたようだ。劇の途中でキャッチャーがつけるプロテクターを着ていたのが妙に印象的だった。ZETTという野球少年だった自分にはなじみのあるメーカーだった。

 

 

数ヶ月前にチェルフィッチュを一度観ただけなので、偉そうなことは言えないけども、夢のシーンの演出はまさにそれらしかった。ボールの中をぐるぐるぐるぐるかき混ぜる中で、円形の舞台の役者たちも回転し、言葉も「ぐるぐるぐるぐる……」と反復されていた。岡田利規の本を読んでみたいなあと最近思ってるけど読んでない。
舞台上に残ったおもちゃ?を最後、子どもが遊んでいいように、子どもを舞台上に上げていた。思えば最初から、観客の子どもたちとコミュニケーションを取っていた。観客に子どもが多い舞台においては、観客を無視せずにその場でコミュニケーションを取るという方法が有効なようだ。

 

びわこホールを出て、兄がびわこホテルに案内してくれた。カレーのイベントがやっていた。三種類のカレーを食べた。おいしい。大津市マスコットキャラクターである「大津光ルくん」がいたのでありもしない愛郷心が湧いてきた。ということで一緒に写真を撮る。

 

 

兄と一緒にアーカスというところのゲーセンに行く。ROUND1が入っていて、スポッチャなどが導入されていた。なかなかに栄えている。ゲーセンは変わりばえしなかったが、UFOキャッチャーはいろいろある。100円1クレで、500円を入れてもクレジットが増えない方式だということを兄は笑っていた。そういうことに笑う感覚をこの兄弟は共有している。強いて言うならスヌーピーがほしかったけど、明らかに取れなさそうだったのでやめた。
あまりガチ勢向けのゲームをやりたくもないので、QMAをやった(ガチ勢向けかも)。600円で12クレジット。「ひなビタ」検定(放映されたアニメの検定)はやらなければよかった。基本的に二人とも得意だったのは文系学問、理系学問で、実写ドラマや芸能人がひたすら苦手だった。スポーツもけっこう苦手。テレビを観ないんだなあ。

 

兄と別れて実家へ帰る。母もちょうど朝出かけていたようだがぴったり同時に帰宅した。特にやることもなく、「本でも読むんやったら部屋で読んだら? クーラーあるし」と言われ、部屋で持ってきていた本を読もうとする。あまり気乗りしないので押入れを漁る。挫折していた基礎統計学の本が出てくる。ちょっと覗くと、大数の法則の項が出てきて気になる。久々にその章を最初から読もうと思って、ベイズの定理の項を見ていた。ふむふむ集合を図示すると分かりやすいなあ。布団に寝っころがりながら読んでいたのでいつの間にか寝ていた。晩ご飯だと長男に言われ階段を下りる。

 

母はけっこうな量を作っていた。冷蔵庫にあった残り物の野菜も出していた。自分も普段あまりご飯を食べてないので、ここぞとばかりにいただいておいた。
前日眠れなかったのがつらかったので、サクラ荘に帰ることにした。カステラやらなんやらをもらう。自分の部屋をもう一度漁ると、お目当てのAチャンネル目覚まし時計とヴィクトリカ目覚まし時計(アニメ『GOSICK』のDVD全12巻をアニメイトで購入して特典で手に入れたお宝)が出てきた。これで携帯目覚まし生活とはおさらばだ。悠木碧ちゃんの声で目覚める日々が始まるぞ。
しかし、押入れには悠木碧ちゃんに費やした歴史が詰まっていた。あのとき信じていたもの、そのとき持っていた価値観は何年か経てばこうも簡単に変わるものなのか。ハマっていた過去を「黒歴史」だとは全く思っていないし、ハマったからこそ見えたものはいっぱいあると思う。人間が生きていく上で「ハマる」ということ。もっと一般化して病理的な概念である嗜癖(アディクション)について、自分はもっと研究していかなければならないなあと、京都駅に向かうJRでぼんやりと考えていた。